そいつぁつらいぜ分室 〜駐在員細田の語学学習〜

ドイツ駐在員細田がドイツで語学を学びます。主に英語とドイツ語の学習記録。本家はこちら→http://o81hosoda.hatenablog.com/

ドイツで学ぶ英会話 ベルリッツ入会編

こんにちは、細田です。


このたび突然ドイツに転勤することになりまして、現地でドイツ語に加えて職場の公用語である英語を学ぶことになりました。
ドイツ語は仕事で必須ではなく、かつ最低限の文法知識はあるのでひとまず独習することにし、一定以上のスキルはありながらスピーキングやリスニングに苦手意識のある英語を語学学校で鍛えることにしました。

検討の結果、ドイツ国内でも評価が高く、プライベートレッスンの受けられるBerlitz(ベルリッツ)に行くことに決定。
英語のレッスンを受ける前から英語で契約を結んだりするのがなかなかヘビーだったけれども、なんとか身振り手振りや時間をかけて書いたメールでやり通せた。
(ちなみに、日本のベルリッツで契約してから渡航し、海外でレッスンの続きを受けることも可能らしいが、うちの会社はそういう海外連携のサービスを受ける契約をしていないらしかった。)
結果、会社の資金サポートが受けられる1年の間、週2回、1回あたり40分×2のレッスンを受けることにした。

 
週2回である理由は、ドイツのベルリッツは休日ほとんどやっていない(土曜は14時まで、日曜は休み)ので平日の仕事終わりにレッスンを受ける必要があり、レッスンをぶち込みすぎると業務と家庭に支障をきたしかねないと判断したことが第一。

本当は週5でも週6でも通いたい気持ちが強かったが、多分そこまでやるとtoo muchだろう。あとはやる気に応じて自習しようと思う。

会社に見積もりを出して承認されたので、事前に受付に連絡し、インストラクションとレベルチェックを受けるため、いざベルリッツへ。
会社の帰り道にあるダルムシュタット校をメインの校舎に指定している。

まずインストラクションで説明された内容を以下。
日本のベルリッツと違う部分もあると思うので、雰囲気だけでも参考にしていただければありがたいです。


・基本は一回のレッスンで2ユニット(1ユニットは40分、5分の休憩を挟む)以上連続して受講すること。2、3ユニットぐらいでまとめていくのが基本スタイルとのこと。

・一応契約書では200レッスン(1回あたり2ユニット×週2回×50週)を1年間で消費することになっているが、1年きっかりで授業が受けられなくなるわけではなく、割りとフレキシブル(明確な期限は教えてくれなかった)。

・ベルリッツは一度契約してしまえばいつでもどの校舎でも授業を受けられるシステムになっているが、決まった場所で予約をしておき、頻度多く受け持ってくれるMain teacherを据えることを薦められた。確かに自分の弱点や癖をよく分かってくれてる先生が一人いるのが良いと思う。合理的だ。

・レベルは10段階に分かれていて、テキストに従ってやればレベル4まではだいたい40ユニットで終了、レベル5以上は50ユニットぐらいかかる計算になっている。だいたい200ユニット受ければ自動的に4から5レベルは進める。1レベル分終わったところで到達度試験がある。どうやら試験の結果が悪くても昇級できないみたいなことはないっぽいが。

・授業は英語のみで進行する(勿論日本語が分かる講師がドイツにいるはずもなく、そういう期待はしていないが)。中級程度の話者なら問題ないとは思うけれど、どの言語を学ぶにもベルリッツはそのシステムらしい。たとえばドイツ語をゼロから学ぼうと思ったら、わからない言語をわからない言語で教わることになるので、ほんとにきついと思う。

・基本的に文法・語法の間違いはすぐに訂正され、言い直すように指示される。特に完全文(S,V,O,Cが省略されていない文章)で会話することを強く推奨されるとのこと。単語だけでやりとりしていても身にならないから、時間がかかってもいいからちゃんとした文章を話す訓練をしましょう、ということみたい。これは素晴らしい。

・たまに宿題が出る。リスニングとかライティングとかのアクティビティをこなすらしいが、聞いた感じだとそこまでの分量ではなさそう。特に問題なし。

誤魔化しの日常会話に終わらないスキルに鍛え上げることを期待してベルリッツを選んでいるので、しっかりしたレッスンが受けられる期待がでかい。

レベルチェックテストについては次のエントリーでまとめようと思います。これから英語レッスンを受けようと思っている皆さんの参考になれば幸いです。