そいつぁつらいぜ分室 〜駐在員細田の語学学習〜

ドイツ駐在員細田がドイツで語学を学びます。主に英語とドイツ語の学習記録。本家はこちら→http://o81hosoda.hatenablog.com/

ドイツで学ぶ英会話 ベルリッツを半年受講して

こんにちは、細田です。ドイツのベルリッツで英会話レッスンを受け続けた感想編です。

 

2月前半時点で、その間おおよそ週2回、1回2ユニット(90分)ペースで続け、90ユニット(つまり45回)の授業を受けました。ざっくり言うと持ち球200ユニットの約半分を消化したことになります。
英会話レッスンの使い方についてはいろいろ試行錯誤しながらやっていますので、ここいらで状況や感想などをまとめておきたいと思います。

 

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設備

不満はありませんが、日本のベルリッツにくらべたら大分簡素な印象を受けます。
日本では講師の授業をすべて録画・監視してフロントがフィードバックするようにしているそうですが、ここドイツではそのような機能はなさそうですね。
あと、使っているCDプレイヤーもちょっと安物です。スピーカーの質のせいかリスニングスクリプトが聞き取れないこともあります。うん、スピーカーの質のせいにしておこう。

 

使ったテキスト

貰ったテキストには、10段階でレベル分けされた、一般的なコミュニケーション(同僚や上司との雑談とかが題材のことが多い)を扱うメインのテキストと、ビジネス・コミュニケーションを話題にしたサブテキストの2種類がありました。
メインのテキストはレベル5から始まってレベル6をちょうど終え、サブテキストは「meeting」というお題のコースを20課すべて終わるまでやりました。メインテキストを1レベルあたり25ユニット、サブテキストを全部で40ユニット程度でこなしたことになると思います。

初回に「ビジネス英会話よりもgeneralな英会話とかsmall talkをちゃんとできるようになりたい」と要望したので、それをテキストの内容にしっかり反映して貰えました。どうやら、最新のテキストはビジネス会話が大半を占めてしまっているそうで、一般会話を織り込んだ古い方のテキストを使わせてくれてるみたいです。
最初に一般会話重視のスタンスを表明していたこともあってか、授業中の雑談にも気軽に応じてもらえています。

最初にテキストの手配が遅れるなどちょっとしたトラブルはあったものの、その後の進行は全く問題なかったです。さすがドイツクオリティとか馬鹿にしたこと言ってごめんなさいドイツ。

 

講師

メインの講師は、30〜35歳の間くらいの女性です。ちょっと若い頃のメッシに似てる
大半の授業はこの先生に見てもらっています。結論から言うと、満足です。


アイルランドに長くいたイングランド人(発音にアイリッシュ訛はない)で、ドイツで旦那さんと出会って6年ぐらい住んでるそうです。こっちのベルリッツではこういうタイプのネイティブ女性が講師をやってることが多い。
こちらが予定を変更したり先生の休暇が入ったりすると、他の先生が入ります。合計10ユニットぐらい2人のアメリカ人女性が担当してくれました。
メインの先生は特に文法の間違いやニュアンスの違いを細かく指摘してくれるので、こちらとしては願ったり叶ったりでした。
しかもベルリッツのテキスト以外の教材から宿題を出してくれたり、先生オリジナルのライティング課題を出してくれたりと、かなりフレキシブルにやってくれています。しかも今後は僕が自主的にライティングしたら先生が文章を家で添削してきてくれるとか。このフレキシブルさは日本ベルリッツにはない利点だと思います。


成果

運用語彙とフレーズが大幅に増えました。自主的に他の教科書でフレーズ暗記をしたりもしていますが、それを敢えてレッスン中に使ってみることで、知識を運用する練習になっています。

細かいニュアンスに気をつけながら文章を組み立てられるようになってきた気がします。レベル5、6あたりは丁寧な表現とかちょっとアドバンスな語彙力を身につけるタイミングみたいです。仕事の会話やプレゼン、メールでも活用できてます。

・雑談を頻繁にふっかけることで、英語で話の起承転結を作るためのスピード感が身についてきました。あとテキストを進めるだけでは使わないような単語も積極的に使えて練習になります。こういうフレキシブルな授業をしてもらえることがマンツーマン授業の最大の利点です。

 


活用方法

予習は基本的にナシ。ざっとテキストの絵を見るくらいにとどめておいています。ぶっつけ本番で頭をフル回転させながら話してる。逆に言うと、それでも話せない内容が今回学ぶ内容ということ。

単語帳(究極の英単語)や瞬間英作文(兼構文暗記)の学習で新しく覚えたフレーズを積極的に授業中に使っています。そうすることで運用語彙やフレーズが自然と増える。

・レッスン冒頭「How are you?」と聞かれた際のスモールトークを事前に少し準備する。話のネタになりそうな「最近あった面白い話」を話すとしたらどういう単語を用意すればいいか?いちど調べておく。これでまた運用語彙が増える。

・復習はかなりマイペースで。習った単語やフレーズを拾ったりはしていますが、毎回授業後にテキストを総ざらいしたりはしていません。ちょっとここは不真面目。

・授業の録音はしていますが、どう活かすかについてはまだ固まってない。ここが課題。というより45回の録音のうちちゃんと聞き直したの3回ぐらい。先生がどう話したか、どういうフレーズを使ったか、とかを拾い集めたり、「あのときこう言いたかったけど言えなかったな」とかをじっくり考え直すのはすごく有益だと思うんだけど、いかんせん時間がかかりすぎる。


雑感

・週2回ペースを続けると、仕事や自主トレとの両立に支障をきたすこともあるが、週1回だと物足りなすぎる。週1.5回がいい。無理だけど。

・自分の勉強成果を披露する(試し撃ちする)場所だと思うと目的がすごくはっきりする。勿論テキストの内容を消化することも大事だけどさ。

・正直言って、テキストを見て1時間半ただ話しているだけでは、上達幅は少ないと思った。単語やフレーズなどを自分で収集しながら、意識して授業中に運用していかないと英会話の練習として成り立たないと思う。

・そういう意味でも、時間がかかってもつっかえてもちゃんとした文法で、完全文で話そうという意識がマジで大事だと思った。話せるようになった単語や構文の数だけ自分の持ち球が増える。メインの先生は話し切るまでどれだけ時間かかっても待っててくれるので有り難い。

 


残り110ユニット分に向けた課題

・教科書自体の復習の仕方、定着のさせ方。自主トレとしてやってるテキストと並行してできる方法論の確立

・録音の活用法。上記の通り。

・残り約半年で伸ばす項目の設定、目標の策定(単語熟語を増やすのみならず)

 

 

 

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