そいつぁつらいぜ分室 〜駐在員細田の語学学習〜

ドイツ駐在員細田がドイツで語学を学びます。主に英語とドイツ語の学習記録。本家はこちら→http://o81hosoda.hatenablog.com/

ドイツで学ぶ英会話 ベルリッツ受講編 #1

こんにちは、細田です。

初めてのベルリッツ授業をレビューします。

 

Darmstadt校は近所の路駐エリアに車を止めることができるので便利な立地だと思う。会社からすんなり車で行けました。場所も非常に分かりやすい。

受付で簡単な設備の説明。校舎が移転したばかりで、あちこちにダンボールや梱包されたパネルが置かれている。以前説明を受けた前校舎よりも広く綺麗になっている印象。

話を聞いていると、なんと貰う予定の教科書がまだ届いていないとのこと。。。


「事務所引っ越したばっかりなんだけど、荷物が一部届いてなくて、ごめんね〜」


ってもう引っ越してから10日以上経ってるだろ・・・さすがドイツ、サービスのスピード感が一切ない。国内の物流も残念クオリティ。。。
結局教科書が来るまでは予備の教科書をコピーして使うとのこと。なんか格好つかないなあ・・・

さて、定刻になり講師の到着。30後半くらいの地味な女性だ。

話を聞いていくと、アイルランド在住歴の長いイギリス人だそうだ。

アイリッシュ訛りは全くなく、かといってクイーンズ感を出すこともなく、聞き取りやすい発音をする人だとおもう。

この人がMain teacherになるとのこと。

 
ところで、僕が最初に受けることになっているLevel 5の教材は、少しビジネス英語中心の教材になっているらしい。

ビジネス会話よりも一般的な会話を中心にやってほしいとリクエストしていたので、ちょっと毛色が違ったかもと思う。

(終了後に、他の日常会話に適したテキストがもしあったら、次回そちらを試させてくれとお願いしてみた)



肝心の授業の内容は、教科書を使った実践演習が多かったです。

写真を見ながら「この人は何をしているのか」を説明するところから始まり、CDを使ったリスニングテストなどもはさみながら進んでいき、少々ライティングの時間もあり、と、会話一辺倒に終わらない工夫もなされていました。
さらに、これらの教材から少し話を膨らませて、初対面の人に自己紹介するちょっと丁寧な方法などのスモールトピックを足しながら、少しずつ使えるフレーズを教えてくれます。

自分の英語スキルが不十分なのでやりとりのスピード感は出せなかったけれど、このあたりのTIPSを挟んでバランス良く進行してくれるのはさすがベルリッツの講師であると思いました。レベルが高い。

ベルリッツではみんなそうするらしいけれども、会話の途中で文法的に間違っている部分を即座に指摘してくれるのはすごくありがたかったです。

文法的には正しいがニュアンスが不自然、みたいなところにもしっかりと説明を入れて指摘してくれた。

えっこれなんでこれじゃあかんの?みたいなざっくりした質問にもちゃんと答えてくれるので助かりますね。
こうしてしっかりと授業を受けてみると、自分の英語は語彙力の問題以前で、しっかりした文法で自然なフレーズを言う運用力の問題であることがはっきりします。単語を増やす努力は大事だけど、英語を話す回路を作らないといけない。

 


2コマ1時間半があっという間だった。えっ、もう?みたいな。
テキストが一般会話に適したものに変わってるか、そしてそもそもテキストはもらえるのか。次回を待つことにしよう。



今回は第一課からなので特段難しい文法的トピックはなかったように思うが、10分ぐらいを使って「tenseの言い換え(現在→現在進行形→未来進行形)」の練習をしました。
まあ文法的には中1、中2レベルなのですが、この中でも未来進行形にwillやbe going toを使わない、ただの進行形で未来を表す形が登場したことが個人的に興味深く、違いが何であるかちょっと突っ込んで質問してみました。

I am working at 6 am tomorrow.

みたいな具合。
これは、

I will be working at 6 am tomorrow.

ではないの?と聞くと
「具体的な未来の時間などを交えて、その時何をしている最中か言う場合、willがない方が自然」
と言われた。

この説明ではまだちょっと納得いかなかったので帰宅後調べてみると、
「確定的な未来」を示す場合はあえて現在進行形で表すとのこと(表現のための実践ロイヤル英文法 p61, 67)。


先ほどの例で言うと、I am workingの方が未来が「確定的」であり、「明日の6時には働いていることになっている」みたいな意味合いになるんだろうか。このあたりの微妙なニュアンスが難しい。

 

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 (表現のための実践ロイヤル英文法、細かいニュアンスの違いまでしっかりと載っているのでお勧めです。最初から読むもよし、辞書代わりに使うもよし)



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以下個人メモ

・appraisal = performance review (期末評価みたいなものか)
・abrupt 不躾な
・potential customers
・job description
・drive to~ (leave for ~ by car とか長々言わない)
・I think this is the first time we’ve met (I’ve met you より自然)
・I think we have met before
・I don’t think we have met before (I think we have not met before とは言わないらしい。ここの違いをはっきり知っておきたい)

 

・some と言い過ぎている旨指摘された。単数のときはちゃんとa と言いなさい。
・sit on a chair (deskには座らない。sit at the desk)