そいつぁつらいぜ分室 〜駐在員細田の語学学習〜

ドイツ駐在員細田がドイツで語学を学びます。主に英語とドイツ語の学習記録。本家はこちら→http://o81hosoda.hatenablog.com/

副業翻訳家にチャレンジ 1年で感じたメリット・デメリット

こんにちは、細田です。
昨年の2月末から翻訳の仕事を細々と請負い始めました。1年くらい経ったのでここらで記事にしてみようと思います。

1年やってみた感想から言うと、翻訳を副業とすることにはメリットとデメリットが半々ぐらいあるように感じました。外国語学習の成果物としてアマチュア副業にチャレンジしたいと思っている方にはぜひ参考にしていただきたいと思います。

仕事を受注するに至った経緯や感想などは後半に回しました。あくまで個人の事例になりますので、体験談程度にお願いします。

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一から学ぶスペイン語 〜多言語学習アプリDuolingoの有効性と課題

 こんにちは、細田です。前回のエントリーから身辺に色々ありましたが、その話は置いておいて、いきなりですがスペイン語の話をします。

 スペイン語をやってみようと一念発起し、英語やドイツ語を差し置いて新言語を始めました。旅行で行ったスペインが非常によいところだったので、そのうち再訪してスペイン語で話せればいいなーという淡い思いからです。

 ドイツ語の学習経験(下リンク参照)から、「基本文法と単語1000個くらい」を覚えると読める文章の幅が広がることがわかっていたので、如何にそのステージをスムーズにクリアするかを考えました。

hosoda-english.hatenablog.com


 考えた結果、「Duolingoというアプリをメインの教材として使ってみることにしました。そして、Duolingoのスペイン語コースを結局最後までやった結果、基本文法と単語1000個以上を習得することができました。ただし、アプリですべてが補完できるわけではないことも分かったので、他のアプリや参考書とのおつきあいについても考えました。

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ドイツ語初級の単語をどう学ぶか 〜独和のAnkiデッキ4000語を作ってみた〜

こんにちは、細田です。

英語の学習と平行する余裕が少し出てきたので、最近ドイツ語の勉強をはじめました。

まずは初級程度のドイツ語を学習する足がかりとして、最頻出単語を覚えていこうと思い立ちました。

 

んで、これまでの実績に基づいてAnkiのデッキを作ってみました

ドイツ語→日本語のAnkiデッキの自作例はあまり多くないと思いますので、今後ドイツ語学習を目指す方々の参考になればと思い、ここに記録しておくことにしました。
以下の試行錯誤を経て一応頻度順に4000語のデッキを作成することができました。最後に、そのうち1000語を覚えた上での感想を記しています。

英語ほど学習環境の整っていない、第二外国語学習法の一助となれば幸いです。

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英熟語(句動詞・頻出フレーズ・イディオム)暗記の第一段階はSILとAnkiで

こんにちは、細田です。
前回のエントリーから少し間が空きましたが、次回予告の通り英熟語(句動詞やイディオムなど)の暗記に取り組んでいます。

アルクの制定する頻出単語、SVL(Standard Vocabulary List)を使って単語を12000語カバーすることができるのは以前のエントリーでも紹介したとおりです。
もちろん認識単語数が増えることによって得られる恩恵は大きいのですが、一語で表現された単語だけを覚えるのでは不十分です。例えば、英熟語(句動詞や定番のフレーズ、イディオムなど)のような、複数の単語でまとまった意味を持つ語句を理解しなければネイティブの言うこと、書く文章は完全には理解できません。

しかし、特に句動詞とイディオムについてまとめた参考書は単語集と比べてあまり多くはなく、その覚えにくさもあいまって多くの英語学習者を悩ませていると言っても過言ではないでしょう。

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プログラミング初心者がやってみた:Kindleでハイライトした単語をAnki形式ファイルに整形する

こんにちは、細田です。
とりあえず前回のエントリーまででSVLを最後まで終え(たことにして)、次のレベルの単語を覚えることにしています。
SVLより高レベルの単語を単語帳形式でまとめた書籍が、少ないながらも存在していることはこれまでに書いたとおりです。
今回はその中でも、Kindleにデータとして入手可能、かつ頻度(ネイティブ認知度)順にリスト化されている「極限の英単語」を購入し、加工していくことを考えました。

 

 

これまでの自身の暗記法を踏襲して、データをAnki(またはPSS)形式に整形して記憶していこうと思いちょっと調べてみると、
すでにすごい方が「極限の英単語」の単語リストを、英辞郎と対照してAnki形式のテキストファイルに変換するプログラムを公開していらっしゃいました。

uzusayuu.hatenablog.com

つまり、このプログラム(と極限の英単語と英辞郎のデータ)を使えば、自分でSVLを超えるハイクラス英単語のAnkiファイルを作ることができる、というわけです。やったー!!!!!!


が、しかし、問題が一つ。

 

自分はプログラミングのことを何一つ知らない


しかーし!!!英語上達のためならその困難も超えてみせよう!!


ということで今回は、英語学習を目的としてプログラミングの初歩の初歩を学んでみました。


今回の記事は、「極限の英単語」をAnki形式のファイルにするところまでの学習の道筋を記録することで、「KindleのハイライトをAnki形式ファイルに整形できるプログラミング初心者」を増やすことを目的としました。

 

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SVL(究極の英単語)と構文集のガッツリ暗記タッグで英語の運用力を高める

こんにちは、細田です。
ドイツ駐在2年目になりました。去年に比べて英語をうまく話せるようになっている自信があります。

 

去年の今頃、自分の英語の使えなさに愕然としてから、いろいろ勉強法を探ってきました。
その中でも一番効果があったのは、認識語彙(見たら意味が理解できる言葉)を増やすことと、丸々使える構文(フレーズ)を丸暗記したことであると感じています。

以下、方法と成果について紹介します。参考になれば嬉しいです。

 

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ドイツで学ぶ英会話 ベルリッツを半年受講して

こんにちは、細田です。ドイツのベルリッツで英会話レッスンを受け続けた感想編です。

 

2月前半時点で、その間おおよそ週2回、1回2ユニット(90分)ペースで続け、90ユニット(つまり45回)の授業を受けました。ざっくり言うと持ち球200ユニットの約半分を消化したことになります。
英会話レッスンの使い方についてはいろいろ試行錯誤しながらやっていますので、ここいらで状況や感想などをまとめておきたいと思います。

 

hosoda-english.hatenablog.com

 

 

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